修理の達人ブログ

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2013/3/10 日曜日

アルミパネルの修理

先日、アルミパネル修正の講習会をしました。

アルミパネルは最近、国産乗用車の一部でも使わることが多くなってきましたが、

スチールパネルに比べてパーツ代が高額で修正が難しく、変形があるとほぼ取替をしていました。

リ:バーサではアルミパネルの修正にも力をいれていきたいと思います。

 

それでは少しですが修正手順を紹介します。

 

p3040593.JPG   p3040599.JPG  

 

 

 

 

 

今回使用したものです。

ガスバーナーと非接触温度計、ヒートラベルです。

アルミパネルを修正する場合、パネルを暖めて適正温度にしてからではないと、

非常に硬く、無理に叩いても変形は戻りません。

 

 

 

p3040584.JPG  

 

 

 

 

 

 

こうやって温度を確認しながら暖めて・・・

 

 

 

p3040589.JPG p3040590.JPG

 

 

 

 

 

 

適正温度まで上がったら一気に叩きます!

 

 

今回修理したのは、トヨタ86のボンネットです。

適正温度はおよそ200℃です。250℃ぐらいまで上がってしまうと、機械的強度が

下がってしまうので注意が必要です。

 

p3040608.JPG p3040595.JPG

 

 

 

 

 

ある程度、形状修正が終わったら専用のプライマーを塗布して、パテ修正となります。

このプライマーも、数年後にサビが出てくるのを防止したりパテの密着性を高めるために必要ですね。

  

簡単ではありますが、こんな感じです。

今回はトヨタ86のボンネットを使用しましたが、今よく売れている30系プリウスのボンネットやトランクパネルもアルミが使われています。

みなさんも普段乗っている自家用車に、アルミが使われているか調べてみるのも、いいかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作成者: 修理の達人ブログ — 達人 @ 19:09:07

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